使い方
- 文字をモールス信号にする:入力欄にひらがな・カタカナ・英数字を入力すると、その場でモールス信号に変換されます。ひらがなとカタカナは和文、英字と記号は欧文の符号になり、数字はどちらも同じ符号です。文字と文字の間はスペース、単語の区切りは「/」で表します。
- モールス信号を文字に戻す(解読):「・-」や「.-」で書かれた信号を貼り付けると、自動で解読モードに切り替わります。和文と欧文のどちらで読むかは信号から判断し、もう一方の読み方も下に表示します。うまく読めないときは「読み方」で和文・欧文を指定してください。
- 音と光で確かめる:「音を鳴らす」で信号を再生し、ランプが音に合わせて光ります。速さ(WPM)と音の高さは自由に変えられ、「WAV で保存」で音声ファイルとして保存できます。下の対照表の文字を押すと、その 1 文字の音が鳴ります。
- 音を聞いて解読する:「マイクで聞く」を押してスピーカーや無線機の音を聞かせるか、「音声ファイルを開く」で録音や動画を読み込むと、聞き取った信号が入力欄に書き出され、そのまま解読されます。
たとえば「ありがとう」を変換すると「--・-- --・ ・-・・ ・・ ・・-・・ ・・-」になります。5 文字なのに符号が 6 つあるのは、和文では「が」を「か」(・-・・)と濁点「゛」(・・)の 2 文字で送るためです。
和文モールス信号の書き方
和文モールスは「いろは」の 48 文字に、濁点・長音・句読点の符号を加えた日本独自の体系です。普段の日本語をそのまま送れないところがあるので、このツールでは次のように変換しています。
| 書きたいもの | 送り方 | 例 |
|---|---|---|
| 濁音(が・ざ…) | かな + 濁点「゛」(・・) | が → か ゛(・-・・ ・・) |
| 半濁音(ぱ…) | かな + 半濁点「゜」(・・--・) | ぱ → は ゜(-・・・ ・・--・) |
| 小さい字 | 大きい字で送る | きゃっと → きやつと |
| カタカナ | ひらがなと同じ符号 | カ・か → ・-・・ |
| 長音「ー」 | ・--・- | らーめん → ら ー め ん |
| 「、」「。」 | ・-・-・- / ・-・-・・ | 「。」は段落の符号で表します |
| かっこ | ( -・--・- / ) ・-・・-・ | 「」『』もかっこの符号で送ります |
漢字には符号がないため、ひらがなに直してから入力してください。変換できなかった文字は結果の下に表示されます。
「ホレ」と「ラタ」
アマチュア無線の和文通信では、和文を送り始める合図に「ホレ」(-・・ ---)、欧文に戻る合図に「ラタ」(・・・ -・)を使います。解読するとき、信号の先頭が「ホレ」なら和文として読み、前後の「ホレ」「ラタ」は本文から省きます。
和文と欧文で読み方が変わる信号
和文と欧文は、同じ短点・長点の並びに別々の文字を割り当てています。短点・長点が 4 つ以下の符号は和文にも欧文にもあるため、短い信号はどちらの読み方もできてしまいます。
- 「・・・ --- ・・・」 → 欧文なら SOS、和文なら られら
- 「・- -・・・」 → 欧文なら AB、和文なら いは
このツールは、片方の表にしかない符号(和文の「あ」の --・-- など)が入っていればその表で読み、どちらでも読める場合は欧文で読んだうえで和文の読み方も表示します。謎解きや暗号の問題で意味が通らないときは、もう一方の読み方を試してみてください。
速さ(WPM)の目安
モールス信号の速さは WPM(1 分間に送れる単語の数)で表します。「PARIS」という単語 1 語を 1 分間に送る速さが 1 WPM で、短点 1 つの長さは「1.2 ÷ WPM」秒です。長点は短点 3 つ分、文字の間は短点 3 つ分、単語の間は短点 7 つ分の長さになります。
- 5〜10 WPM:覚え始めの人でも 1 文字ずつ聞き取りやすい速さ
- 15〜20 WPM:慣れた人が普通に送受信する速さ
- 25 WPM 以上:かなり速く、文字ではなく単語のまとまりで聞く速さ
うまく聞き取れないとき
- 雑音を減らす:周りの話し声や音楽も拾ってしまいます。スピーカーをマイクに近づけ、静かな場所で試してください。
- 音量を上げる:音が小さすぎると、信号と雑音を区別できません。
- ほかの音を混ぜない:BGM や効果音の入った動画は、信号の音だけを取り出せないことがあります。
- 1 つの高さの音だけにする:音の高さは自動で判定しますが、高さの違う信号が 2 つ同時に鳴っていると、大きい方だけを解読します。
手で送った信号は、短点と長点の長さが揃っていないことがあります。このツールは信号ごとに短点の長さを測り直すので、速さが多少ばらついていても読み取れます。それでも「〓」(表にない符号)が多いときは、入力欄の信号を見て、文字の区切りのスペースを直してみてください。
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